但馬銀行にて「ABIC ASSET CLOUD」採用
2021年11月25日
株式会社NTTデータエービック(本社:東京都港区、代表取締役社長 西川 勇、以下「当社」)の提供する預り資産業務クラウドサービス「ABIC ASSET CLOUD」が、株式会社但馬銀行(以下「但馬銀行」)に採用されました。
但馬銀行では既存のオンプレミス環境からデータ移行を行い、2021年11月から「ABIC ASSET CLOUD」の利用を開始します。
また、インターネットバンキングシステム「Anser ParaSOL注1」への投信データ連携もクラウド経由で実現します。
背景
金融機関の預り資産業務においては、資産形成の必要性が認識される一方で、投信初心者への丁寧な対応も求められており、今まで以上に顧客本位の販売体制を意識した説明義務やアフターフォローが重要となっています。この結果、営業店・本部にかかる負担が以前よりも増しており、事務省力化は必須の状況です。
従来のオンプレミス型システムでは、ハードの管理や制度改正に伴うシステム対応への本部人員・コストの負担が増加していましたが、クラウド型サービスを導入いただくことで当社専門スタッフによる迅速な対応とコスト削減が可能となりました。
「ABIC ASSET CLOUD」の概要
当社は、銀行の投信窓販・保険窓販の解禁時点から預り資産業務支援を目的としたパッケージシステムを提供しており、長年にわたる専門的な業務知識の蓄積があります。
「ABIC ASSET CLOUD」は、当社の預り資産業務パッケージシステムを、金融機関に求められる高い信頼性とセキュリティ対策を施したNTTデータが提供するクラウドサービス「OpenCanvas注2」上で2019年より提供を開始したサービスです。
地方銀行の投信窓販・保険窓販の預り資産業務における提案活動の支援や集計業務の効率化により、本部業務負担の軽減を支援するサービスを提供しています。
◆「ABIC ASSET CLOUD」サービスの利点
- システム部門におけるオンプレミス型のシステム運用・管理の負担がなくなり、必要な機能をいつでもクラウドからご利用いただけます。
- PCでもタブレットでも活用できる、使用デバイスに最適化された画面をご利用いただけます。
◆投信・保険窓販業務支援
- 事前に登録した条件でアラートがあがるアフターフォロー機能があるため、営業店でも適切なタイミングで顧客への状況報告や再提案が行えます。
- 営業店、外訪先での投信・保険を横断した顧客の資産状況の把握を可能とし、包括的な提案をサポートします。
- 本部での投信・保険の実績管理に不可欠な集計用BIツールと電話によるサポートの提供により、本部でのコンプライアンスチェック、マーケティング、検査対応等の事務負荷を軽減します。
◆今後について
当社は「ABIC ASSET CLOUD」を戦略商品と位置づけ、最新技術による高いレベルのサービスを継続的にご提供し、クラウドサービスの付加価値を高めてまいります。具体的には保有データ等を活用したデータ分析サービスを検討しており、ユーザー様に向けた有益な情報提供を行っていきます。
注1:「Anser ParaSOL」は株式会社NTTデータの商標です。
注2:「OpenCanvas」は株式会社NTTデータの商標です。
銀行名 | サービス開始時期 |
---|---|
株式会社北日本銀行 | 2021年2月 |
株式会社大垣共立銀行 | 2021年3月 |
株式会社山梨中央銀行 | 2021年3月 |
株式会社但馬銀行 | 2021年11月 |
株式会社福井銀行 | 2022年1月(サービス提供開始予定) |
本件に関するお問い合わせ先:株式会社NTTデータエービック 金融サービス推進部
電話番号 03-6435-5980 受付時間 9時00分~17時00分(土・日・祝日を除く)