ご質問 No.9
運用成績はどのように見ればよいでしょうか?


回答
まず、カテゴリーランキングなどに表示される「レーティング」の★や☆やその数についてご説明いたします。
レーティングは、星マークでファンドの運用成績に基づいて優劣を評価しています。
最高評価は5つ星★★★★★で、最低★は1つ星になります。
このようにファンドを評価することを『レーティング』と呼んでいますが、いくつかの評価機関が独自の評価に基づいてレーティング情報を提供しており、ファンドを選ぶ際の参考となります。
黒星★と白星☆の違いは、黒星は3年間の運用成績に基づいてファンドを評価しているのに対して、白星は1年間の運用成績に基づいて評価したものです。ファンドを評価する場合には、できるだけ長期の運用成績をもとに評価するほうが望ましいのですが、運用履歴の短いファンドや最新の動向をチェックする際には、1年間の運用成績をもとにファンドを評価し、レーティングの参考指標として用いています。

評価 レーティング
(3年間)/(1年間)
最上位(10.0%)
★★★★★ / ☆☆☆☆☆
平均以上(22.5%)
★★★★ / ☆☆☆☆
平 均(35.0%)
★★★ / ☆☆☆
平均以下(22.5%)
★★ / ☆☆
最下位(10.0%)
★ / ☆

次に、運用成績欄の見方についてご説明いたします。
「トレンド」のボックスは、過去の運用実績を半期(6ヵ月)毎に複数の期間に分けて、期間毎にファンドの運用成績(リターン)を比較したもので、ボックスのブルーのマークが上位にあるほど当該期間の運用成績が高いファンドであることを示しています。
ファンドマネジャーの運用能力を評価する場合にはリターン(収益率)だけを見ていては正しく評価を行うことはできません。高いリターンを実力で上げることができたのか、それともたまたま幸運に恵まれただけなのか、見極める必要があります。
ボックスのマークが常に上位にある場合には、どのような相場環境においても常に平均以上の運用成績をあげていることを示しており、ファンドマネジャーの運用能力も高いといえます。一方、いくらリターンが高くても、ボックスのマークが上下に大きく変動しているケースやボックスのマークの位置が低下傾向にある場合は、ファンドの選択を考え直してみる必要があります。

また、FundLand運用成績の基準価額は、半年毎の月末営業日の基準価額を表記しております。
収益率は、毎月末営業日の基準価額をもとに算出しております。





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